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CPUの種類
説明
コア数
Atom
消費電力を抑えたCPU。現存では一番性能が低い。中古パソコンでようやく見かけるぐらい?スマートフォンの方が優秀なCPUの可能性がある。

Celeron
Atomよりは性能が上。しかし読み込み速度など決して速いとは言えない。文章入力など最低限の目的のパソコンでよければアリ。

Pentium
昔は高級だったPentiumも今ではかなり下位。価格が安いのを重視するのであれば良いかもしれない。ちなみに管理人が生まれて初めて買ったパソコンはコレ。pentium100。当時最先端で20万もした。


Core 2
十年ほど前の最高級品。それなりにビジネスパソコンとして使えるかもしれないが、動画編集などはかなり厳しい。

Core i3
現在の低価格ノートPCやデスクトップの主力CPU。word,excel等使えれば良いと言うのであれば特に問題なし。簡単なネットゲームもいできるかもしれない。

Core 2 Quad
Core i7の低位版CPU。低位と言っても十分速度は速い。

Core i5
動画やスカイプなどもサクサク読み込むことができる。動画、音響関係の仕事も可能になる速度。ただ、第一世代だともうすぐ厳しくなる時期なので、せめて第3世代以降を買いたい

Core i7
現在の高速CPUの代名詞。全く問題ない速度で仕事ができる。第一世代とi5の後期は同じ速度位になる

Xeon
現存する最高速ランクCPU。基本的には企業向けのパソコンに使われることが多く、家庭用としては勿体ないぐらい。一般向けにはここまで必要ない。

 

補助記憶装置の種類


●容量は少ないが安価で手軽なフロッピーディスク
 フロッピーディスク(FD)には、3.5インチの大きさで1.44Mバイトの記憶容量をもつものが主流です。プラスチックに磁性材料を塗ったペラペラのディスクが、プラスチックのケースに収められています。

 磁気ヘッドがディスク面に接触して読み書きするため、長く使うとディスクが摩耗してしまう欠点があります。

 現在では、120Mバイトのメディアを読書きするスーパーディスクドライブがあり、FDの上位規格なので従来のFDも読書きできます。また、2HDのFDに32Mバイトを記録できる製品も発売されています。

 ディスクには、同心円のトラックがあり、トラックをいくつかに分割したセクタという単位でデータを記憶します。

 


ハードディスク


●最も重要で年々大容量化するハードディスク
 パソコンに必須の補助記憶装置が、磁気ディスク装置です。フロッピーディスクよりも堅いアルミニウムの円盤に磁性材料を塗ったディスクを用いているので、パソコンではハードディスクと呼ばれています。一般に、デスクトップ型では3.5インチ、ノート型では2.5インチのディスクが使われ、6G ~30G バイト前後の記憶容量があります。なかには、5.25インチのディスクを採用して、80G バイト以上の記憶容量をもつ製品も発売されています。また、ディスクが交換可能なリムーバブルハードディスクもあります。

●同じ半径のトラックを同時に読書きする
 ハードディスクドライブ(HDD :Hard Disk Drive)は、回転軸に数枚のディスクがついていて、大容量と高速アクセスを実現しています。同じ半径のトラックを集めたものをシリンダと呼び、同じシリンダのトラックは、同時にアクセスできるのです。

 ハードディスクの磁気ヘッドは、ディスク面から0.5 m(マイクロメートル=0.0005 ミリメートル)ぐらい浮いています。 これを浮動ヘッド方式と呼びます。ディスク面に接触していないので、ディスクが摩耗することはなく、摩擦がないので高速に回転できます。
●ディスククラッシュが恐いハードディスク
 ハードディスクは、精密な機械だけに外部からの衝撃に弱いので、電源を入れたまま移動させたりしてはいけません。磁気ヘッドがディスクに接触して、アルミニウム製のディスクがわずかにへこんだり、ディスク面を傷つけ、データを破壊することがあります。このような事故をディスククラッシュ(disk crash)と呼びます。

 ノート型は、デスクトップ型よりも衝撃に強いものが要求されます。磁気ヘッドが軽く当たったぐらいで容易にへこまないように、ガラス製のディスクを用いている製品もあります。

光ディスク装置
●ソフトウェア供給メディアの主流となったCD-ROM
 現在は、CD-ROMで供給されるソフトウェアが多くなりました。

 CD-ROMは、音楽用のコンパクトディスクをコンピュータで利用したものです。レーザ光線を利用して、光学的に読み出しますが、ハードディスクに比べれば速度が遅いのが欠点です。しかし、音楽用CDよりも回転速度を上げた32倍速などというものもあります。

 その名が示すとおり、ROMですからデータを読み出すことしかできませんが、12cmのディスクで640Mバイトのデータを記憶することができます。雑誌の付録につけられるほど安価で、ソフトウェア提供メディアの地位を確立しました。

 データを追加して書き込める追記型やデータ(CD-R)を消して書き直すことができる書換え型(CD-RW)なども製品化されています。

●業務では必須の光磁気ディスク(MO)
 MO(Magneto Optical Disk)は、レーザ光線を利用して磁場をかけてデータを書き込み、光学的に読み出す書換え型光ディスクです。読出し時間に比べ、書込みには数倍の時間がかかる欠点があり、ハードディスクのように頻繁にアクセスするのには向きません。

 3.5インチディスクで、128Mバイトから1.3Gバイトの記憶容量をもち、ハードディスクをバックアップする(コピーして保存しておく)ために利用されることが多いメディアです。

●今後が期待される大容量のDVD
 DVD(Digital Versatile Disk)は、CD-ROMと同じ直径12cmの光ディスクです。現在、読出し専用のDVD-ROMが普及しています。書換え型にはいくつかの規格がありますが、9.4G バイトの大容量を実現し、繰り返し書込みができるDVD-RAM が注目されています。

 

 

メインメモリの種類 
DIMM
Dual In-line Memory Module の略称です。本体サイズが大きいデスクトップパソコン向けです。
RIMM
Rambus In-line Memory Module の略称です。DIMM と似ていますが、DIMM とは互換性がありません。
SO-DIMM
Small Outline Dual In-line Memory Module の略称です。小型サイズなので本体サイズが小さいデスクトップパソコン、またはノートパソコン向けです。
MicroDIMM
SO-DIMM をさらに小型化したメモリーです。本体サイズが小さいデスクトップパソコン、またはノートパソコン向けです。

 

 

光学メディアの規格

CDやDVD、Blu-rayのBDの後にハイフンで続く文字には意味があり、書き込みや読み取りの可否の規格が判別できます。
R(Recordable)
CD-RやDVD-R、BD-RといったようにRがつくものはデータの書き込みが可能な媒体を指します。レコーダブルやライトワンスと呼ぶことがあります。容量の許す限り追記も可能ですが、一度書き込んだデータを書き換えたり削除することはできません。
RW(ReWritable)
CD-RWDVD-RWBD-REといったようにRWもしくはREがつくものはデータの読み書きが複数回にわたり可能な媒体です。書き込んだデータの書き換えや削除も可能ですが、媒体によって書き換えの回数に上限が定められており、その回数までなら何度でも可能です。

 

無線LANの規格

規格を組み合わせて使用できるものも
現在販売されている無線LAN商品は、複数もしくはすべての規格を扱えるものがほとんどです。
異なる周波数帯を使用する無線規格(11n、11a、11g)を切り替えて使えるもののほか、複数の規格の無線を同時に使用できる機器もあり、使う環境によって機器を選択できるようになっています。
たとえば、11gだけしか使用できない親機だと、2つの子機を同時に接続した場合、規格値54Mbpsの速度を半分ずつシェアしなければならないの対し、11gと11aを同時に使用できれば、2つの子機が54Mbpsの速度をそれぞれ利用できます。
ゲーム機・ネット家電など、家庭でも無線接続できる機器が増えている今、複数の無線を同時使用できるメリットは大きいでしょう。

 

ディスプレイ接続端子

デスクトップパソコンの背面やノートパソコンの側面には、大小の様々な端子が並んでいます。実にたくさんの種類の端子がありますが、どんな端子があり、それぞれがどんなものなのか、理解するのは難しいのではないでしょうか。


デスクトップパソコンの背面に並ぶ端子

そこで今回は端子について、用途別にそれぞれの特徴についてまとめました。それぞれの端子が付いているかいないかで、パソコンでできることも変わります。パソコンを選ぶ際の一つの基準として活用してくださいね。

モニタやテレビと繋ぐ画面出力系の端子
モニタ接続に使う画面出力用の端子は、2画面出力のためデスクトップだけでなくノートパソコンにもほぼ備わっています。最近のパソコンは映像だけでなく音も入出力できるHDMI端子と、映像のみのDisplayPortが主流になっています。

HDMI端子
現在のパソコンで最も普及しているデジタル入出力用の端子です。地デジテレビなどに採用されている端子で、映像だけでなく音も合わせて入出力ができます。DVI端子の発展系であるためDVI端子への変換ケーブルも多く販売されています。現在は4Kに対応した、より高速な規格のHDMI2.0が策定されています。


HDMI端子

■DisplayPort
こちらもデジタル入出力の端子ですが、HDMI端子と異なり映像しか扱えません。そのためテレビなどに繋いでマルチメディア機器として使うプライベート用パソコンでは採用事例が少なく、主にビジネス用パソコンなどで採用されています。


DisplayPort

また、コネクタ形状の小さいMini DisplayPortという規格もあります。こちらはノートパソコンなど、コネクタを配置する面積に余裕のない製品で採用されています。