PCメンテナンス知識6

2017-10-16
電子メールでの宛先の種類
電子メールとは、コンピュータネットワークを使用して、郵便のように情報等を交換する手段の事
例えば、インターネットの普及以前にコンピュータ通信手段として広く行われていた、いわゆるパソコン通信でも、加入者同士で文書のやり取りを行うシステムが「電子メール」として提供、その他に、クライアント環境にウェブブラウザ以外のソフトウェアを必要としないウェブメールも広義の電子メールであり、これを用いたフリーメールサービスも普及する事も可能
電子メールには宛先があるが、種類があると言う
TO(宛先)・・受取人のメールアドレス
Bcc・CC・・Ccはカーボンコピーの受取人、Bccはブラインドカーボンコピーの受取人のメールアドレス
Date・・送信者が送信を行った日時
From・・著者のメールアドレス
In-Reply-To・・返信元メールなどのMessage-IDの値の一覧
Message-ID・・メール一通一通に付加された固有の番号
Received・・このメールが届くまでに経由したメール転送エージェント(IPアドレス)および経由した日時
Reply-To・・送信者が返信先として希望するメールアドレス
Return-Path・・SMTP通信で送信元として伝えられるメールアドレス
Sender・・著者と送信者が同一、すなわちFromが単一のアドレスでSenderと同じ場合は使うべきではない
Subject・・返信の場合はRe:、転送の場合はFw:が先頭に自動的に付加される場合が多い(#ReとFwを参照)
X-FROM-DOMAIN・・送信者のドメイン
X-IP・・送信者のグローバルIPアドレス
X-Mailer・・メールクライアントの種別
X-Priority・・送信者が指定した重要度
まさか、こんなに種類があるとは思わなかった。電子メールにはまだまだ知らない所があるのだなと思った

 

・メールのマナー

時間も場所も気にせずにメッセージを伝えられる電子メールは、重要な通信手段の1つとなりました。手軽に使用できるメールですが、それを書くのも読むのも人間です。
電子メールマナーの大原則
「メールの向こうには人がいることを忘れない」

(1)大学で使うメールには、プライベートなメールアドレスは使わない
大学の活動でメールを使用する場合、必ず大学から与えられたメールアドレスを使用しなければなりません。他のアドレスからレポート提出や先生への質問などを行っても読まれないことがあります。

(2)相手のメールメールアドレスを十分に確かめる
メールアドレスは必ず半角で入力してください。全角で入力しても相手には届きません。また、たとえ1文字でも、アドレスを間違えて入力すると相手には届きません。メールアドレスが正しいか、必ず送る前に確認をしてください。
また、正しくないアドレスにメールを送ると、自分宛に「相手先不明」という内容のエラーメールが返ってきます。エラーメールが来ていないか、送信後に確認が必要です。

(3)メールの件名(タイトルやサブジェクトという名称の場合もある)は必ず記入する
「件名」を見て、機械的に迷惑メールと判断している人もいます。件名は必ず書くようにしてください。また、件名はメールの内容がおおよそ分かるような文を書くのがポイントです。

(4)メールの本文末に、署名(自分の名前、所属)を必ず記入する
誰から送られてきたメールなのか分からないと、メールを受信した相手は不安になります。メールを送る際のルールとして、自分の名前や、所属(大学名、学部学科名など)をメール本文の末尾に記入してください。
ただし、電話番号などの個人情報は書いてはいけません。

(5)メール本文の文章は、送る相手にあわせて
友達へ送るメールと、先生や目上の人に送るメールとでは、当然、文章が違ってきます。相手に合わせた文章を書くようにしてください。

(6)相手によっては、文字が化けてしまう字がある(機種依存文字・環境依存文字)
相手のパソコンによっては表示できない文字があります(これを機種依存文字または環境依存文字といいます)。
丸付き数字や、ローマ数字、年号・()付き漢字、単位などの字は、文字が化けてしまう可能性が高いので使わないようにしてください。
また、半角カタカナも使わないのがルールとなっています